100年以上の歴史を持つジャズは、その自由な音楽性を特徴とするが故に、難しそうで聴きづらいという印象をもってしまう一面があります。
本展では、グラフィカルで魅力的なジャズのレコードジャケットを、まずは「目で見る」ことからジャズの世界に触れ、そして音楽を聴きながら自分にとってのジャズを発見してもらえるような構成としています。
本展会期中に全国公開されるジャズ漫画原作のアニメーション映画「BLUE GIANT」を紹介する展示も予定しており、世代を越えて注目されている
「ジャズ」の世界を、さまざまな視点で、より深く楽しめる展覧会です。
グラフィックデザインから感じるジャズの魅力
老舗レーベルBLUE NOTE作品を筆頭に、ジャズ・ジャイアンツたちの名盤や著名クリエイターの手がけたジャケットを、特徴的なデザインやモチーフに着目した構成で約300枚展示します。
また、米ジャズ誌「ダウンビート」国際批評家投票メンバーであり、かつて「ジャズ批評」編集長も務めた原田和典が監修・作成した、マイルス・デイヴィスを中心とするジャズ・ミュージシャン相関図、来場者の皆様からの素朴な疑問にお答えするQ&Aコーナーもあります。
さまざまなテーマで、ジャズのレコード・ジャケットをセレクト。
2週間ごとに、会期中全4回の入れ替えで展示します。
■展示テーマ:『猫ジャケ』
選盤&ジャケット提供:原田和典(音楽ジャーナリスト)
展示期間:2/11(土)~2/26(日)
■展示テーマ:『シネジャズ』
選盤&ジャケット提供:志田一穂(ラジオDJ/執筆家)
&小久保剛(映画音楽DJ)
展示期間:2/28(火)~3/12(日)
■展示テーマ:『和ジャズ』
選盤&ジャケット提供:塙耕記(JUDGEMENT! RECORDS)
展示期間:3/14(火)~3/26(日)