Brillia Art
BAG-Brillia Art Gallery-

Exhibition

白の中のカラフル 黒田泰蔵の暮らし
BAG+1、BAG+2
2023年6月10日(土)~7月30日(日)
※終了いたしました。

Overview開催趣旨

静謐な白磁の作品で知られる黒田泰蔵は、著名人のファンも多く、作品のみならず、チャーミングな人柄で、暮らしについてもこだわりや美意識を持ち合わせた世界的アーティストです。黒田泰蔵の暮らしの中には「禅を感じる」と評された精緻な作品とともに、たくさんの「かわいい」や「色彩」があります。
それらを、黒田自らの言葉によって人生の折々の出来事や思索に重ねて紹介した書籍『Colorful』(プレコグ・スタヂオ)は、2019年末からの約1年半の間に行われたインタビューと撮影をもとに生前に作成されました。
本展は、この書籍を基軸として、「好きなものと暮らさずにいられない」という黒田泰蔵の美意識のルーツを探りつつ、時代を超えても色あせない人間としての魅力を、白磁作品と合わせて紹介します。

<+1ギャラリー>

黒田の生活を約1年半にわたって撮影した書籍『Colorful』。
100時間を超える取材から見えた黒田の暮らしへの思いや愛用品の数々を展示。「円筒」「梅瓶」といった名作とともに、白磁にたどり着くまでを紹介します。

<+2ギャラリー>

写真家 田川友彦が書籍『Colorful』のために撮り下ろした写真を展示・販売。黒田泰蔵作品集なども取り揃えます。

Artist & Exhibition Objects作家&作品紹介

黒田 泰蔵

1946年1月1日、滋賀県能登川町に生まれる。66年に渡仏し、パリで島岡達三と出会うとその紹介により、カナダの陶芸家、ゲータン・ボーダンに師事。やきものを始める。70年と73年の一時帰国の際には、栃木県益子町の島岡のもとで陶芸を学ぶ。80年以降は本拠地をカナダから日本へと移し、81年以降は静岡県にて活動。92年に白磁を発表し、高い評価を得る。2020年には、日本人としては現存作家として初めてとなる大阪市立東洋陶磁美術館での個展を開催。21年逝去、享年75歳。『Colorful』は2019年末からの約1年半の間に行われたインタビューと撮影をもとに生前に作成された。

Eventイベント

関連イベント
「白の中のカラフル展 ギャラリートーク」

白の中のカラフル』展開催を記念し、本展の基軸となった書籍『Colorful』を黒田泰蔵さんと共に作られたプレコグ・スタヂオ代表安藤夏樹氏と、黒田泰蔵氏と関係の深い南青山『のみやパロル』店主の桜井莞子氏をお迎えし、本展について、また黒田泰蔵氏とその作品の魅力や、暮らすこと、食べること、すきなものを通して日々を輝かせるヒントをお聞きします。

開催日時:7月12日(水) 19:00~20:00
※終了いたしました。
多数のご来廊ありがとうございました。

桜井莞子
東京・南青山にある、『のみやパロル』の店主。デザイン事務所勤務後、結婚、出産、2児の母となる。ケータリング会社の経営を経て、西麻布に『ごはんやパロル』をオープンし評判に。還暦を機に引退を決意。悠々自適な暮らしを楽しみつつ、料理教室を始める。2014年、70歳で一念発起し『のみやパロル』を開店。著書に『食通が足しげく通う店 PAROLEのおかず帖』(KADOKAWA/刊)、『白だし和食』 (講談社/刊)、 『ちゃんと覚えたい乾物料理の基本―乾物じょうずは和食じょうず』(成美堂出版/刊)がある。

安藤夏樹
プレコグ・スタヂオ代表。『日経マネー』編集部、『日経おとなのOFF』編集部を経て、日経BPが発行するラグジュアリーマガジン『MOMENTUM』編集長に。現在は、各種編集業に邁進。『写真本123456789101112131415161718192021222324』、仏像写真集『極楽園』など写真集の編集も手がける。得意分野は仏像、古時計、木彫り熊、写真集など。ダイナースカードの会員誌『SIGNATURE』のウェブサイトにて時計と旅をテーマにした「Because I like it !」を好評(?)連載中。東京903会キャプテン。

富山の「ギャラリーNOW」による
黒田 泰蔵作品販売イベントの開催が決定しました!
期間限定にてさまざまなアイテムがBAGに登場いたします。
この機会に、ぜひご来廊ください。

開催日時:6月23日(金)~25日(日)
※終了いたしました。多数のご来廊ありがとうございました。

ギャラリーNOW ホームページはこちらから
ギャラリーNOW
https://www.g-now.com/

Outline開催概要

展覧会名
白の中のカラフル 黒田泰蔵の暮らし
会期
2023年6月10日(土)~7月30日(日)
会場
BAG-Brillia Art Gallery- 〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目6-18 東京建物京橋ビル
開館時間
11:00~19:00 (休館日:月曜日)
※7月17日(月・祝)は開館。翌18日(火)休館
主催
東京建物株式会社
企画監修
公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団
展示構成
齋藤由里子(公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団) 安藤夏樹 (プレコグ・スタヂオ)
特別協力
株式会社タイゾウ/プレコグ・スタヂオ
協力
東京リスマチック株式会社/ギャラリーNOW
デザイン
NICE & SLOW
会場構成
アリワークス
運営
株式会社クオラス
料金
無料
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