Brillia Art
BAG-Brillia Art Gallery-

Exhibition

生命あるもの
-プリントによる布の新たな可能性-
BAG+1、BAG+2
2025年1月23日(木)~2月9日(日)

Overview開催趣旨

本展は暮らしに身近な「布」を題材として、手作りホビー材料の大型専門店「ユザワヤ」と東京藝術大学デザイン科が共同で取り組んだプロジェクトの成果発表展として企画されました。本展の開催にあたって、東京藝術大学の有志19名の学生は、プリントによる布の可能性を見出すべく、2024年4月から約10回のワークショップを実施しました。
本展のテーマは「生命あるもの」です。これは、「布と人々の新しく豊かな関係」全体を包む概念として設定されました。ユザワヤの布に関する知見や技術と、藝大デザイン科の学生たちの創造力を組み合わせ、布が持つ価値や可能性を生活や社会にどのように活かせるかを探っています。 会場にはおよそ80種類の独創的なデザインのプリントが施された布と、プリント布によるさまざまな製品のサンプルを展示します。

<+1> ギャラリー

藝大デザイン科の学生たちが、「生命あるもの」というテーマをどう読み解き、それをファブリック(布)へと昇華させたのか。その成果は、既視感のない独創的な布の数々として現出しています。これらの80種余のファブリックの集合体は重なり合い配列を成して、空間に浮遊しているかのように幻想的な体験を提供し、一つのモジュールとして組み上げられたインスタレーションとして会場に結実しています。

<+2> ギャラリー

完成したファブリックを使用して制作した衣服や日用品、オブジェなどの数々を展示します。

参加作家:東京藝術大学 デザイン科学生 19名
石綿 ひよ莉/延命 奈優/オウ セイイ/オ チェリン/大野 夏実
坂田 真紀/資延 美葵/白井 久瑠見/ショウ コウ/仁科 維
箱根 希美/船橋 生桜/向佐 満里子/石岡 紅緒/那須 響
橋田 朋奈/藤本 楓/山下 瑚桃/山根 千花

指導教員プロフィール】

松下 計

東京藝術大学 デザイン科 教授。1961年生まれ、神奈川県出身。1985年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。1987年同大学院デザイン科ビジュアルデザイン専攻修士課程修了。1990年に松下計デザイン室を設立。1997年にJAGDA新人賞、東京ADC賞、文部科学大臣賞、グッドデザイン賞受賞。2010年よりグラフィックデザイナー、アートディレクターとして、グッドデザイン賞のディレクション、21_21 DESIGN SIGHTの企画展カタログ、特別展「運慶」の広報ディレクションなどを手掛ける。

丸山 素直

東京藝術大学非常勤講師。東京藝術大学デザイン科を卒業後、同大学院を修了。在学中にウィーン応用美術大学でグラフィックを学ぶ。絵画からテキスタイル、パッケージや広告などのイラスト、デザインなど、領域やメディアを横断して国内外で活動する。 またワークショップデザイナーとして、幅広い年齢層や環境に合わせた表現活動を企画している。

Outline開催概要

展覧会名
生命あるもの –プリントによる布の新たな可能性–
会期
2025年1月23日(木)~2月9日(日)
開館時間
11:00~19:00 (休館日:月曜日)
会場
BAG-Brillia Art Gallery- 〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目6-18 東京建物京橋ビル
主催
東京建物株式会社
企画
ユザワヤ商事株式会社、東京藝術大学 デザイン科
企画監修
公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団
指導教員
東京藝術大学 デザイン科 教授 松下計、東京藝術大学非常勤講師 丸山素直
展示施工
MINGLE Design Office
協力
株式会社中川ケミカル
運営
株式会社クオラス
料金
無料
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