ショーウィンドウという空間は、建築的には内部に存在しながらも、外部の世界と繋がる接点であり、都市景観においては余白のような存在です。 このユニークな空間の魅力を、ネオンによる特別な線で描き、内/外、平面/立体、表/裏といった対立する要素を調和させたインスタレーションとして表現します。柔らかくも鋭いネオンの光は、ショーウィンドウの枠を越えて外部へと広がり、この街を行き交う人々と共に、一回性の景観を生み出します。
2018年から始まった本アワードのこれまでの入賞作品をご覧いただけます。